ルックＪＴＢのベテラン添乗員から教えていただいたお話です。

スイスに初めて行かれたとき、ホテルにちょっと驚くかもしれません。バス・ルームにはタオル以外には液体ソープ一個しか置いてない場合が多いからです。日本のホテルのように豪華なアミニティー・グッズが充実していることは、あまりありません。
しかしこれは、ヨーロッパのホテルにおいては常識です。必要なものは自分で持ってくるという発想に基づいています。特にスイスは、ヨーロッパでも一・二を争う環境大国であり、無駄なゴミを減らすためにもシンプルな備品しか置いていないという訳です（ちなみに、備付けの液体ソープは、シャンプーとボディ・ソープを兼ねており、全身を洗うことができます）。決してホテルのサービスが悪いという訳ではありませんので、誤解の無いように。
それとヘア・ドライヤーですが、スイスの場合、都市部のホテルならばほぼ備わっているようです。山間部のホテルの場合、時々備わっていない所がありますが、その様な場合はフロントで貸出用を準備していることが多いので、一度訊ねてみて下さい。